あきはぴ35号からの続きは、ここから

幼稚園では読み聞かせの会の代表も務めています。用事があるときは実家に子どもを預かってもらって行くことが多かったですが、それがPTAのハードルを上げていると感じたので、学校に相談したところ、PTAの会議など子連れで参加できるようにしてもらえたんです。子どもを預かってもらう先がなくてPTAの集まりに来られないという人もいましたし、子連れOKなら参加しやすくなるんじゃないかなって。

―――おじいちゃん、おばあちゃん世代の常識と今の子育て世代の常識が食い違っちゃうことってないですか?

あります!あるある。たとえば、長女はアレルギー体質なんです。今はピーナッツだけになったんですけど、小さい頃はもっといろんな食品がダメで。お医者さんからも、命に関わるから決して与えないように言われていたんですけど…。父は、「自分達の頃にはアレルギーなんてなかった。ちょっとずつ食べさせて慣らしたらいいんだ」と言って、私の目の前で堂々と食べさせようとしてたんです。それで、 でも一度、父のせいではなかったんですが、ピーナッツ入りのチョコを食べて発作を起こしちゃったことがあったんです。その時は大事には至らなかったんですけど、後から病院の先生にそういう時は救急車を呼ぶように言われて。それでやっと父もわかってくれたようで、それ以降は気をつけてくれるようになりました。

―――他にもありますか?

うちの子達はみんな左利きなんです。長男はまだはっきりしないですけど、娘2人は確定してます。昔は左利きの子は右で書いたり食べたりできるように矯正するのが当たり前でしたけど、うちは悩んだ結果、そのままに。幼稚園の先生に相談したことがあるんですけど、今は矯正する、しないが半々くらいだと教えてくださったので。私の親世代との考え方の違い、すごくいっぱいあったはずなんですけどとっさに浮かぶのはそれくらいかなあ。

―――お子さんがある程度大きくなって、これからやりたい事などありますか?

ずっと美容院へ行くにも子連れで行ってたんですけど、この間はじめて私1人で行ったんです。その時、「ああ、こういう時間があったんだ」って。自分だけの時間ってすごく大切だなって感じました。これまでは3人の子育てで8年間にわたって24時間ずっと子どもがそばにいたんですけど、一番下の長男が入園して、これからは自分だけの時間が持てると思うとちょっとうれしいです。一緒に出かける時にも、子ども達が楽しいことが一番ですけど、私自身も楽しめるようなお出かけをしたいなと思っています。

(終)

―――家族構成を教えてください。

主人と、子ども3人です。子どもは長女(小3)、次女(小1)、長男(3才、年少さん)です。この春、次女が小学校に入学して、長男もその1ヶ月前くらいに幼稚園に入園しました。

―――幼稚園の入園は4月ではないんですか?

以前はそうだったんですが、今は3才のお誕生日を迎えたら入園できるようになったんです。おかげで、1ヶ月だけですけど次女と一緒に幼稚園に通うことができたので、安心でした。

―――パパは出張が多いそうですね?

建設関係の仕事で、県外への長期出張が多かったんです。数年単位のこともあったので、パパはいないのが普通みたいになっちゃってましたね。

―――じゃあワンオペで3人の子育てを?

私の実家に住んで、両親の手を借りながら子育てしてきました。でも、今は県内勤務になったので、アパートを借りて初めて親子だけでの暮らしをスタートしたんです。とはいえ、実家は近くなので父が子ども達を遊びに連れて行ってくれたり、一人を病院に連れて行かなくてはいけない時には他の子達を預かってもらったりと、助けてもらっていて、ありがたいなあと思っています。

―――パパ不在で在宅のお仕事をしながらの子育て、大変な事も多いのでは?

何時から何時まで仕事、という縛りがなくて、時間のある時にやればよく、融通が利くのでわりと大丈夫です。今は子ども達が大きくなって、自分で動けるようになったしお手伝いもしてくれるので。まだ小さい時は、パパが近くにいないのでけっこう大変でした。自分の性格上、自分でやらなければ、とか全部自分のせいだとか背負ってしまうところがあって、いっぱいいっぱいになって泣いちゃったことがあるんです。娘2人をお風呂に入れていた時に、私が泣いていたら長女が「ママ、どうしたの?」って。それまでは、つい怒っちゃったりイライラしたりしちゃってたんですけど、その時初めて「本当は助けてほしかったんだ」と言葉に出して言えたんですよね。その時から長女が変わったんです。私の手伝いをしてくれるようになったんですよ。長男が生まれてからは上の2人が育ててくれていると言っていいくらいです(笑)。

―――小学校のPTA 役員もされているそうですね?

はい、副会長をやらせてもらっています。あと放課後に子ども達の遊びの見守りをする「ふれあいスクール」の運営委員長や、幼稚園では読み聞かせの会の代表も務めています。用事があるときは実家に子どもを預かってもらって行くことが多かったですが、それがPTAのハードルを上げていると感じたので、 学校に相談したところ、PTA の会議など子連れで参加できるようにしてもらえたんです。子どもを預かってもらう先がなくてPTA の集まりに来られないという人もいましたし、子連れOKなら参加しやすくなるんじゃないかなって。

―――おじいちゃん、おばあちゃん世代の常識と今の子育て世代の常識が食い違っちゃうことってないですか?

あります!あるある。たとえば、長女はアレルギー体質なんです。今はピーナッツだけになったんですけど、小さい頃はもっといろんな食品がダメで。お医者さんからも、命に関わるから決して与えないように言われていたんですけど…。父は、「自分達の頃にはアレルギーなんてなかった。ちょっとずつ食べさせて慣らしたらいいんだ」と言って、私の目の前で堂々と食べさせようとしてたんです。それで、 でも一度、父のせいではなかったんですが、ピーナッツ入りのチョコを食べて発作を起こしちゃったことがあったんです。その時は大事には至らなかったんですけど、後から病院の先生にそういう時は救急車を呼ぶように言われて。それでやっと父もわかってくれたようで、それ以降は気をつけてくれるようになりました。

―――他にもありますか?

うちの子達はみんな左利きなんです。長男はまだはっきりしないですけど、娘2人は確定してます。昔は左利きの子は右で書いたり食べたりできるように矯正するのが当たり前でしたけど、うちは悩んだ結果、そのままに。幼稚園の先生に相談したことがあるんですけど、今は矯正する、しないが半々くらいだと教えてくださったので。私の親世代との考え方の違い、すごくいっぱいあったはずなんですけどとっさに浮かぶのはそれくらいかなあ。

―――お子さんがある程度大きくなって、これからやりたい事などありますか?

ずっと美容院へ行くにも子連れで行ってたんですけど、この間はじめて私1人で行ったんです。その時、「ああ、こういう時間があったんだ」って。自分だけの時間ってすごく大切だなって感じました。これまでは3人の子育てで8年間にわたって24時間ずっと子どもがそばにいたんですけど、一番下の長男が入園して、これからは自分だけの時間が持てると思うとちょっとうれしいです。一緒に出かける時にも、子ども達が楽しいことが一番ですけど、私自身も楽しめるようなお出かけをしたいなと思っています。

(終)